SSIで共通部分を一括管理
フレームはSEO的に良くないので使用しない方が良いですがフレームを使用しないとメニュー部分などホームページのメンテナンスが大変になります。
ここでは代替案としてSSIで共通部分を一括管理する方法を説明します。
(SSIを使えるサーバーというのが大前提なので確認してください)
SSIは検索エンジンにデーターを渡す前にサーバー側で指定部分を差込するのでSEO的になんら問題ありません。
SSIを使う場合の注意点
1.SSIを使うファイルの拡張子を.shtmlにする。
(サーバーによって違うので確認のこと。)
2.SSIで呼び出すメニュー部分などの中身のリンクはいろんな階層から呼び出すのでhttp://から始まる絶対URLでリンクする。(ホームページビルダーの”参照”から指定すると相対URLになるのでNGです。)
3.ホームページビルダーを使う場合は、TOPページだけはhtmlにして相対URLでリンクすると仮想サイトが使えて都合いいので中村はそうしてます。
差し込むファイルを作成する
差し込むファイル(メニュー部分、フッターなど)はhtmlで作成してください。
ちょっとわかりにくいので中村の別サイトを例にだすとhttp://tuuhanmap.com/brand/index.shtml ← このページはSSIを使っています。
差し込んでいるファイルは3つ
http://tuuhanmap.com/footer-table.html
http://tuuhanmap.com/fuku-table.html
http://tuuhanmap.com/header-table.html
差し込むファイルはhtmlで<BODY>から</BODY>の中身だけを作成します。
<BODY></BODY>も要りません。
差し込むファイルができたらFTPでTOPページと同じ階層にアップロードしてください。
■ホームページビルダーの場合は
ホームページビルダーで作成する場合、注意するのはhtmlの新規作成から作りますがこのときに自動でMETAやBODYタグ、HEADが入ってしまうのでその部分は削除して差し込む部分だけにしてください。ホームページビルダーの設定でツール→オプションでオプションウィンドウが開くので
「DOCTYPEを出力する」
「HTMLソースにGENERATORを組み込む」
「文字エンコードをMETAタグで指定する」
からチェックをはずしてください。
※普通のファイルを作成する時は必要なので「HTMLソースにGENERATORを組み込む」以外は元に戻してくださいね。
出来上がったらツール→FTPの起動→ファイルの転送を選んで手動でTOPページと同じ階層にアップロードしてください。
SSIの差込方法
shtmlファイルの差込たい場所に
<!--#include virtual="/ファイル名" -->
と入れます。
例えばhttp://tuuhanmap.com/header-table.html を差し込む場合は
/ファイル名の部分は
/header-table.html
アップロードして完了です。
※上の階層のファイルを呼び出す時は「virtual」
コマンド引数 virtual を使うと、サーバはルートディレクトリからファイルの探索を開始します。なのでファイルの指定方法は必ず「 /
」で始まらなければなりません。
同じ階層かその下のファイルを呼び出す時は
<!--#include file="相対URL" -->
です。
■ホームページビルダーの場合は
差し込みたい場所をクリックして挿入→その他→SSI→ファイル挿入で属性ウィンドウが開くのでラジオボタンで「virtual」を選びます。
挿入ファイルのところに直接/ファイル名を入力してください。
例えばhttp://tuuhanmap.com/header-table.html を差し込む場合は
/header-table.htmlと入力します。
OKをクリックしてアップロードすれば完了です。
※同じ階層かその下のファイルを呼び出す時は「file」
この場合のファイルの指定方法は参照から選んで相対URLでOKです。
上の階層のファイルを呼び出す時は「virtual」
コマンド引数 virtual を使うと、サーバはルートディレクトリからファイルの探索を開始します。なのでファイルの指定方法は必ず「 /
」で始まらなければなりません。
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