相互リンクの方法
相互リンクはとても根気と時間の要る作業です。
ここでは、相互リンクの説明と方法を説明します。
相互リンクの有用性Googleをはじめとするロボット型、検索エンジンの上位表示に被リンク数が大変重要なのは今や周知の事実だと思います。
被リンクの種類は次のとおりです。
被リンクの種類
A.自分のサイトの他のページからのリンク
B.外部からの一方的なリンク
C.外部との相互リンク
D.外部とのTOP相互リンク
E.大小の検索エンジンやリンク集への登録
Aについては、自分のサイトの全ページからTOPページに向けてリンクを貼ればOKなので自分のサイト内だけで対応できます。
注意点としてTOPページへのリンクは必ずhttp://から始まる絶対URLでリンクしましょう。ホームページビルダーなどの場合「参照」からTOPページを指定すると相対URLになるのでリンクアドレスにバラつきが生じSEO的には宜しくないです。
例:サイトURLがhttp://○○.com/の場合
絶対URLでTOPをリンクした場合:ソースは
<A href="http://○○.com/">サイト名</A>
となりhttp://○○.com/などサイトのURLをリンクしている形になります。
「参照」から相対URLでリンクした場合:ソースは
<A href="../index.html">
つまり検索エンジンから見るとhttp://○○.com/index.htmlをリンクしている事になりバラつきます。
TOPへのリンクは絶対URLのhttp://○○.com/で統一しましょう。
リンクの方法はテキストリンクが一番ですが画像にリンクを貼る場合はalt属性でキーワードを補強します。
B.の一方的なリンクについては、有用なフリーソフトの配布をしているサイトや有名な公式サイトなど、よほどコンテンツが充実してないと難しいのが実情です。これらのサイトは相互を頼まなくてもかってにリンクを貼って貰えるサイトなので苦労はありません。
それ以外の大多数の普通のサイトは相互リンクによって被リンク数を稼ぐことになるのでC、Dの相互リンクがとても重要となります。Eについても中小規模の検索サイトやリンク集では相互リンク必須となる所も多いです。
ところで相互リンクというと必ず自分のサイトのTOPページからリンクを貼らなければならないと思っていませんか?中村は最初ず〜っとそう思っていましたよ(爆)
自分のリンク集を持っていれば、TOPページにリンクを貼り付けなくても気軽に相互リンクをお願いする事ができます。
SEO的に考えてホームページのTOPページやブログのサイドバーに載せられるリンク数には限りが有ります。
TOPページやサイドバーに載せる相互リンクサイトは厳選する事をお勧めします。 なので、まず始めに自分のサイトにリンク集を設置しましょう。相互リンクの形式
相互リンクの形式はだいたい以下のとおりです。
★ホームページの場合
●TOP相互リンク
TOPページにリンク貼り付け(自分)→TOPページにリンク貼り付け(相手)
●通常相互リンク
相互リンク集にリンク貼り付け(自分)→相互リンク集にリンク貼り付け(相手)
★ブログの場合
●サイドバーに相互リンクサイトを設置
サイドバーにリンク貼り付け(自分)→サイドバーにリンク貼り付け(相手)
●相互リンクページでの相互リンク
日付を大分前に設定して相互リンクページを作り、相互リンク集とします。
相互リンク集にリンク貼り付け(自分)→相互リンク集にリンク貼り付け(相手)
ブログの場合、全ページを検索エンジンにindexさせる事は難しいので微妙ではありますがなるべくindexされやすいようにサイドバーのカテゴリにでもリンク集へのリンクを設置しておきましょう。
相互して貰いやすいリンク集をつくろう
リンク集はなるべく手作業で作成して、必ず相互リンク先を掲載するページは静的なページで作成しましょう。htmやhtml、shtml形式で自分のサイトのなるべく浅めのURL配下(3段階以内)に設置しましょう。
htmlが良いのは、CGIでパラメータを使用した動的なページは検索エンジンにインデックスされ難く、SEO的に信用が無い為、敬遠されがちです。SEO的にリンク先にどれだけ貢献できるか疑問だからです。
ということは、CGIなどの動的なリンク集から相互リンクを頼まれるより静的なhtmlなどの形式のページからのリンクの方が喜ばれるという事になりますね。
なのでhtml形式のリンク集で相互リンクを頼んだ方が相互リンクの成功率が高くなるという理由からです。
有名なYomi Searchを利用しても構いませんがYomi SearchってSEO効果あるの?と思う方もいると思うので「相互リンクの申し出を受け入れて貰いやすさ」の点では手作業で作成した方が無難と言えます。
Yomi Searchを利用する場合はSu-JineさんのSEOコラム 第13回 HTML 形式の Yomi-Search は SEO 対策になりそうを参考にしてDパターンのリンク元が HTML で、リンク先が直に指定されている状態のリンク集を作成してください。
また、リンク集は必ずカテゴリ分けしましょう。これはGoogleさんからリンクスパムと思われる危険を避ける為と、同じ種類のサイトの集まるカテゴリからのリンクの方がSEO的に喜ばれるからです。
浅めの階層に設置にする理由はTOPページにランクがついた時に順に下の階層にランクが振り分けられるからです。リンク集といえどもランクがついていた方が相互先のサイトに貢献できます。
ついでにリンク集の全ページからも自分のサイトのTOPページへは必ずリンクを貼りましょう。
SEO的に見て、1ページ内のリンクの数はサイトの内外合わせて多くても100が上限です。(それ以上は相手ページへのリンク効果がかなり妖しくなります。)
自分のサイト内のページにもリンクを貼る事を考えると、1ページ内に載せる相互リンクサイトは50サイトくらいが目安となります。
相互リンク前に相手サイトをチェック
まず、更新履歴は要チェックです。何ヶ月も更新が止まっている放置サイトに申し込んでも返事が無い事が多く、それが続くと気持ちが凹みます(-_-;)
ちゃんと稼動しているサイトに申し込みましょう。
相互リンクを申し込む前に先に説明したリンク集を作成する時のポイントを目安に自分が掲載されるであろうリンク集をチェックしておきます。
静的なページか、3階層以内か、フレームページでないかなど。
また依頼するサイトのURL配下にリンク集が無い場合は相互リンクを依頼してもあまり効果は見込めない場合が多いです。例えばhttp://○○.com/にリンク依頼をする場合、リンク集がhttp://link.○○.com/○○/○○.htmlなどの場合、リンク集をサイトと別ドメインにしているという事です。
相互リンク集をサイトURLとは別ドメインにする事はよくある事ですが検索エンジンからはそのサイトページからリンクを貼られているとは見なされないので期待する効果は見込めません。それがYahooディレクトリ登録サイトやページランクの高いサイトであってもです。
相互リンク依頼の方法
相互リンクを募集していればサイト内に大抵リンクの方法が書いてあるのでそれを参照して自分のサイトへ相手先へのリンクを掲載してからメールかメールフォームまたは掲示板でお願いしましょう。
リンクの方法は普通テキストリンクが喜ばれますがバナーリンクを貼るように指定されている場合もあります。その場合は相互リンクバナーの貼り方を参考にしてください。
また、相互リンクをメールでお願いする場合はこんな感じになります。
メール依頼例
こんにちは●●●(サイト名)の●●●(ハンドル名)と申します。
ぜひ、相互リンク(またはTOP相互リンク。どちらか必ず書く)をお願いしたいと思います。貴サイトへのリンクは下記に貼り付け済みです。
何卒ご検討をよろしくお願いいたします。
貴サイトへのリンク掲載先(http・・・・・)
当サイト名(・・・・)
当サイトURL(http・・・・・)
当サイト説明文(・・・・・)
メールアドレス(念のため) |
相互リンクをして貰ったら確認して必ず御礼のメールを出しましょう。
1ヶ月くらい待っても返事もなく相手先の掲載もないようならリンク掲載をやめても良いと思います。
相互リンクの確認の仕方
確認の仕方ですが相手先のリンク掲載ページ上で右クリックします。
ショートカットメニューが出てくるので「ソースの表示」をクリックするとどんなリンクの仕方をしているか見る事ができます。
たまに右クリックでソースが開けない場合が有るのでその場合はメニューバーの「表示」からソースをクリックすると見れたりします。
メモ帳が起動してソースが表示されるので、メモ帳のメニューバーの「編集」をクリックし「検索」をクリックします。「検索する文字列」に自分のサイト名かURLを入力して「次を検索」をクリックします。
すると自分のサイトのリンクのところが確認できます。
このとき、javaを利用してブラウザ上にリンクを表示させているだけの場合は検索できません。実際にはソース上にリンクが記載されていないという事なので検索エンジン効果はゼロとなります。
サイト管理者のモラルの問題で大部分の方はきちんとリンクしてくれますが、稀にそういう事があるので注意した方が良いでしょう。
中村もされた事があるので・・・(^_^メ) ピクピク
リンクを依頼する前やリンク依頼が来た時にどんな風に相互リンクをしているか予めチェックをしておくと良いです。
URLの後に "rel="nofollow" が付いている場合も効果はゼロになります。
"rel="nofollow"は検索エンジンのクローラーにこのリンク先は巡回する必要なしと知らせる為の記述です。普通はブログのトラックバックスパム防止に付けられるタグなので無いとは思いますが。
ソースでは無くブラウザ上でたくさんのリンクの中から自分のサイトへのリンクを探す場合はCtrl+Fで検索ワードにサイト名を入力すれば簡単に探せます。
効率アップの為に
自分のサイト内のTOPページに相互リンクを募集中の意思表示を入れておきましょう。そしてリンクについての説明のページを設置してサイトへ訪問くださった方が相互リンクを申し込める状態にしておきましょう。 依頼して貰えればこちらから探しに行く手間が省けてラクチンです(^_^)
また、申し込み用の問い合わせ方法はメールでは無く、専用フォームにすると相手方の記入漏れが防げます。
ホームページビルダー使用の方はアンケート用のフォームを使う事もできますがこれを使うと見る側の環境によっては表示がおかしくなる事もあるそうです。
なので中村の場合はFC2の無料フォームを使ってます。
相互依頼メール用に自サイトの説明文(50文字用・70文字用・100文字用)をメモ帳などに定形文を作っておくと貼り付けで必要なところろだけ修正すれば良いので効率が上がります。
また、相互リンクも数が増えてくると管理が大変になってきます。
相互リンク先をエクセルにデータを保存して管理しておくとオートフィルタで必要な情報が取り出せるので大変便利です。
既に相互しているサイトに申し込むなんていうミスもありません(笑)
サイト名、URL、リンクして貰ったURL、管理人名、メルアド、連絡方法(メールか掲示板かフォーム)などを保存しておくと良いと思います。
エクセルのオートフィルタについてはこちら
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