面接のマナー
■ 面接の訪問時間
面接会場に10分前には到着しておき、5分前に訪問します。
NGだけれど万が一、遅れるような場合は事前に電話で遅れる理由と共に、何分遅れるか連絡しておきます。
■ 携帯電話
携帯電話の電源は忘れずに切っておきましょう。
■ 面接先の会社の入ったら
受付で「こんにちは!お世話になります。○時に面接のお約束で伺いました○○と申します」等と明るくはっきりと告げます。名前はフルネームで言います。
受付が無い場合は入り口付近の人に告げて取り次いでもらいます。
■ 待合室に通されたら
面接の前に待合室に通された場合は案内してくれた人に笑顔で「ありがとうございます」
とお礼を言って会釈し、できるだけ入り口付近に座って待ちます。
■ 面接の部屋に入る時のマナー
3回ノックをして「失礼いたします」と声をかけ「どうぞ」と返事を聞いてから入室します。
この時、ドアは後ろ手に閉めるのはマナー違反なので注意してください。
ドアの方を向いて静かに閉め、振り返って一礼します。
この時のお辞儀の角度は30度
目線をつま先に向け背筋を伸ばし、1、2、3で腰を曲げ4、5、6のカウントで戻します。
姿勢が悪いと見栄えがぱっとしないので予め、家の姿見で何度か練習をしておくと良いと思います。
※外国では2回ノックはトイレノックと言われ、3回ノックはプライベートノック、4回ノックが正式なノックと言われますが日本のビジネスの場面では3回ノックが主流です。
椅子のある位置まで進んで笑顔ではっきりと「面接をお願いいたしました○○と申します。よろしくお願いいたします。」と自分から挨拶します。自分の名前はフルネームで言います。
面接官から「お掛けください」と言われたら「失礼いたします」と言って座ります。
椅子は浅めに腰掛け、背筋は真っ直ぐ伸ばし足は揃えて着席します。
手荷物は椅子の脇か自分の後(背中と背もたれの間)に置きます。
■ 名刺を受け取る時のマナー
名刺を差し出されたら「ありがとうございます。頂戴いたします」と軽く会釈しつつ言い、両手で受け取ります。
名刺を受け取ったらそのまましまってはいけません。
目を通して「○○課長」さまですね。」などと復唱します。
読み方が解らない時は「何とお読みすればよろしいですか?」とその場で聞きなおします。
テーブルがある場合はすぐにしまわず名前を覚えるまでテーブルの左上、表面を上にして置いておきます。
そうすると面接して頂いた方の顔と名前を覚える事ができるし、呼び間違いを防ぐ事ができます。
人は自分の名前に敏感に反応するものです。
チャンスが有れば馴れ馴れしくならない程度に○○課長さまは・・・等と質問に織り交ぜて名前を呼ぶと親しみを持ってもらいやすくなります。
■ 目線
話を聞くときや自分が話す時はしっかり相手の目を見て話します。
睨みつける感じになってはいけないので適当に視線をはずしたります。
■ お茶が出てきたら
お茶を出してもらった場合は「ありがとうございます。」と座ったまま会釈します。
面接担当者と会話中の場合は、会釈だけします。
面接担当者に「どうぞ」とすすめられてから「ありがとうございます。いただきます。」と言って飲みます。退出までに全部飲んだ方が良いけれど無理をする必要はありません。
■ 気遣う言葉が出てきたら
面接担当者から「会社の場所はすぐ解りましたか?」など気遣う言葉がでてきたら「お気遣い頂きありがとうございます。おかげさまですぐ解りました。」などと必ず気遣ってもらった事に対してお礼を言います。すぐに「ありがとうございます」の言葉がでてくるように普段から練習しておきましょう。
■ 退席時
面接が終わったら「ありがとうございました」と笑顔でお礼を言います。
立ち上がってもう一度「本日はありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。」と45度のお辞儀をします。
ドアまで行ったら立ち止まって振り返り「失礼いたします」と30度のお辞儀をします。
再びドアの方に向き直ってドアを開けて、閉める前に軽く会釈で静かにドアを閉めて退室します。
■ 最後まで気を抜かない
帰り際に受付の人に「ありがとうございました」と笑顔で言って会釈して帰ります。
受付が無く出入り口付近の人に取り次いでもらった場合は入り口付近で笑顔ではっきりと「ありがとうございました」と一礼して撤収します。
■ お辞儀の角度について
会釈・・・15度(受付の時や廊下、階段などですれ違う時は軽く立ち止まって。)
普通のお辞儀・・・30度
丁寧なお辞儀・・・45度
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